家賃は給料のうちどれくらいの割合?

賃は月々の出費の中でも割合が大きいので、家賃が給料のうちどれくらいの割合を占めているのか把握することは非常に重要であります。

今回はその家賃は給料のうちでどれくらいの割合を占めれば良いのか?ということについてお話させていただきます。

家賃は給料のうちどれくらいの割合が良いの?

よく、家賃は給料のうち三割程度が妥当。という話を聞きますが、私はそれは必ずしもそうではない。というふうに考えております。

当たり前の話ですが、人はそれぞれ、衣食住、お金に対する価値観が全く違うからです。

ですので、服が好きでお金をかけたい人は、毎月の食費や家賃を削ってでも好きな服にお金をかけるかもしれません。

食にこだわりがある方は毎日外食でお金をかけてでも、好きなご飯を食べたい。となるかもしれません。

住にこだわりがあれば、自分の好きな部屋、好きな空間、こだわりの部屋に住みたいとなれば、家賃にかけるお金の比重が多くなると思います。例えば、東京都23区の1ルームの家賃相場(築20年以内の賃貸物件の賃料(管理費・駐車場代などを除く))は約7万円です。

その中で、良い部屋、良い立地を選べば自動的に家賃は高くなってくるでしょう。

つまり、人それぞれの価値観によって、毎月の支出のうちどこにお金をかけるかが変わってきます。

では具体的にどのように家賃の割合を考えていけばよいのでしょうか?

 まずは自分の現在地を把握しましょう

毎月の家賃はいくらくらいが良いのか?と考える前にまずは自分自身の給料、総支給、手取り、毎月の固定費やその他の費用でいくらかかっているのか?という、キャッシュフローを把握することが重要であります。

なぜかといいますと、人それぞれ毎月の支出は異なります。毎月貯蓄を潤沢にできる人もいれば、ローンの支払いや固定費でかつかつの人もいます。

ですので、もし毎月の収支が知らず知らずのうちに厳しい状況を自分自身で知らないとすれば、そこで家賃を給料の三割として毎月赤字になる。ということになりかねません。

まずは自分自身のキャッシュフロー、現在地を把握することからスタートするのです。

例えば毎月の収入が260,000円で、支出が91,000円の場合は、

収入:総支給260,000円 手取り220,000円 支出

支出:電気代6,000円 通信費15,000円 食費30,000円 交際費20,000円 雑費・生活費20,000円

上記の収入と支出の関係だと、

 

220,000円(収入)− 91,000円(支出)= 129,000円(残高)

 

となり、129,000円の余裕があり、そこから家賃をいくら出すかを考えることができます。

まずは、給料の手取りから必ずかかってくる費用を計算して、そこから家賃にかけれるお金を計算することで把握できてくると思います。

先ほども説明しましたが、この自分のキャッシュフローを把握せずに何となく家賃を決めると、余裕のある人は良いですが、収入と支出がギリギリの場合、突然の出費があった場合に対応できなくなります。

便利なツール

便利なツール

収入から支出を引いて残高を確認する際は、スマートフォンなどの家計簿アプリを使うことをおススメします。

私はiPhoneのアプリ、Moneybook を活用して、月々の固定費、日々の出費を見える化しています。月々の出費などをノートに書いて日々持ち歩くことは三日坊主で終わってしまったので、スマートフォンでいつでも見えるようにしています。

お昼ご飯でいくらくらい使ったか?夜の買い出しでいくら使ったか?飲み会でいくら使ったか?その場で入力できてすぐに把握できるので私は重宝しております。

日々、自分の状況を確認するということは無駄な出費も減り、家計をコントロールできるので非常におススメです。

家賃にお金を回したい方であれば、そこの節約したお金から家賃にまわすことができます。

 

参照:Moneybook

給料の総支給の金額から考えないこと

総支給の金額は、社会保険料や税金が引かれる前なので実際に使えるお金ではありません。

総支給の金額をベースとして、支出や家賃を考えていくと大きな誤差が生まれてきます。

上記の例で考えると、総支給が260,000円で考えるのと、手取り220,000円で考えるのとでは40,000円も誤差があります。

このあたりの金額もしっかり、一円単位まで計算して把握しておくくらいの意識は非常に重要です。

実際に使うことのできる、手取り金額から考えて、使えるお金を計算して自分自身のキャッシュフローを把握しましょう。

家賃を考える

家賃

ここまで自分自身のキャッシュフローを見える化して、しっかり把握した上で、初めて家賃をいくら出せるか考えましょう。

この時点で例えば、毎月10万円以上余裕がある。8万円くらいしか余裕がないなど人それぞれ経済状況が違うと思います。

そこから家賃はいくらくらいが良いか考えましょう。

年収300万円の場合

具体的なケース

具体的なケースをご紹介させていただきます。

上記で説明した「まずは自分の現在地を把握しましょう」と少し計算内容が被る部分はあると思いますが、ご了承ください。

年収300万円 社会人一年目 手取り年収250万円の場合

毎月の手取り収入:20万円

毎月の支出:電気代6,000円 水道代3,000円 携帯代10,000円 食費30,000円 交際費25,000円 雑費10,000円 生活費10,000円

 

200,000円(毎月の収入) − 94,000円(毎月の支出) = 106,000円(毎月の残高)

 

となり、毎月106,000円は残るので急な出費などを考えても、50,000~60,000円までは家賃に活用することができるのではないでしょうか?。

このように考えると結果として、「毎月の手取り収入の三割」にまとまりました。

年収200万円の場合

では続いて、年収200万円のケースを見ていきましょう。100万円年収が下がるわけなので、総支給額、手取り年収は下がります。

年収200万円 手取り年収180万円の場合

毎月の手取り収入:15万円

毎月の支出:電気代3,000円 水道代3,000円 携帯代10,000円 食費30,000円 交際費10,000円 雑費3,000円 生活費3,000円

 

150,000円(毎月の収入) − 62,000円(毎月の支出)=88,000円(毎月の残高)

 

毎月の残高が88,000となりました。年収300万円の場合だと毎月の残高が10万円を超えていたのに対し、年収200万円だと残高が10万円を割ります。

家賃は無理のない、30,000~40,000円くらいを考えるのがベストでしょう。

では最後に年収500万円の場合を見ていきましょう。

年収500万円の場合

年収500万円 手取り年収400万円の場合

毎月の手取り収入:約33万円

毎月の支出:電気代6,000円 水道代3,000円 携帯代10,000円 食費50,000円 交際費50,000円 雑費20,000円 生活費20,000円

 

330,000円(毎月の収入) − 159,000円(毎月の支出)=171,000円(毎月の残高)

 

この例だと、年収が500万円を超えると毎月の残高が20万円近くになります。

これだけの余裕があれば、家賃を10万円近くにしても、残りが7万円は残るので貯蓄などにまわすことができます。

まとめ

ここまで、各年収での家賃のパターンを考えてきましたが、一番重要なのは、まずキャッシュフローを計算してそこから家賃にさく金額を考える。このことを意識することが重要です。

やみくもに、家賃は給料の三割くらい!と決めつけると、後々に「やっぱり家賃が高すぎた」「もう少し高くして良いところに住んでも良い」と事後対応になるよりは、事前対応です。

人それぞれの収入、支出によって家賃の金額は変わってくるので、まず自分自身の状況や価値観をしっかり把握して、そこから身の丈に合った家賃の家に住むことが、今後の生活の充実に関わってくるでしょう。

 

中野 拓中野 拓

ここまで給料に対する家賃の割合のお話をさせていただきました。繰り返しになりますが、まずは自分自身の立ち位置をしっかり把握しましょう。そこからどのような物件でどれくらいの家賃が良いのか考えましょう。もし家賃やどのような物件が良いか悩まれた際はお気軽にお問い合わせください。あなたの願望をかなえる、家賃や物件をご紹介させていただきます。