家賃が払えない

月々の出費には、家賃、光熱費、通信費、食費など様々あります。その中で「家賃が払えない!」というのはかなり金銭的にも苦しい状況だと思います。

今回はその「家賃が払えない!」となったときにどのようなことが起こるのか?についてと、その際の対処法についてご説明させていただきます。

家賃が払えない場合の5つの手順

5つの手順

家賃が支払えない状況はいろいろあると思います。「お金がなく、家賃が払えない」「急な出費から今月の家賃が払えなくなった」など。家賃が払えなくなると、催促の電話、手紙での催促状など、家賃を徴収するために大家さんや管理会社から順を追って連絡があります。

では家賃が払えなくなった場合どのようなことが起きるのか?その5つの手順をお話します。

また、下記の記事も参照に下さい。

家賃の支払いが遅れる時どうすればよい?

家賃が払えなくなると何が起こるか?

家賃が支払えなくなるとまず最初に大家さんや管理会社から催促の電話がきます。

大家さんや管理会社からすると、家賃滞納は空室と同じでその間家賃が入ってこないので、一大事なのです。そして当月の家賃が払えないと、翌月に2ヶ月分払うことになるので、入居者にとっても2ヶ月分の家賃出費となり、大きな痛手です。もし1ヶ月分でも家賃が払えないとわかれば、すぐに大家さんか管理会社に事前に連絡をしましょう。

事前に報告連絡をすることで大家さんや管理会社も状況を把握できますので、今後の対応がスムーズに進みます。

家賃の滞納が続くと?

家賃滞納が続くと

次に家賃の支払いが滞り、電話催促も応じない場合は、手紙による催促状が届きます。

催促状の中には、催促に関しての内容と未納賃料や振込先が記載されています。これは家賃滞納から電話催促にも応じない場合に1週間~で届きます。。

また、催促状から支払いがない場合は大家さんや管理会社の担当者が直接訪問してくる場合もあります。

家賃滞納から1~2ヶ月過ぎると

手紙による催促から家賃の支払いがなく、1ヶ月以上過ぎると連帯保証人に連絡があります。

連絡連帯保証人は親族である場合が多いですが、支払いに応じていないことが親族に知られると、親族からの信用を失うことにもなりかねません。

このようなことになる前に、事前に親族への相談や大家さん、管理会社へ報告・連絡・相談を行いましょう。

 それでも支払いがない場合は

上記のケースを踏まえてそれでも、家賃の支払いがない場合は、今度は賃料の支払いだけではなく契約解除の催告書が送られてくきます。

(家賃滞納から3~6ヶ月ほど)これは、入居者保護から強制的に退去させることができないので、解除通知という形をとるのと、今後大家さんや管理会社は裁判所へ申し立てを行う可能性が高いので、それに向けて内容証明郵便を通じて、大家さんや管理会社が証拠をとっているということがあります。

 最終的には裁判に

裁判

通常、借地借家法で借主の保護が規定しており、信頼関係が破壊となる場合でない限りは、賃貸借契約は解除できないとされていますが、長期間にわたる家賃滞納、催促でも応じず、契約解除の内容郵便が既に通知されている場合は、信頼関係破壊に十分な要因となり裁判から「強制退去」となる可能性が高いです。

また多くの場合は、退去だけではなく、未払い分の家賃、延滞した家賃に伴う遅延損害金も一緒に請求の申し立てがあります。

この遅延損害金は法律では「年5%の割合で遅延損害金を請求できる」とあり、最大で年14.6%の割合で遅延損害金を請求できます。

では家賃が払えなくなる時の早めの対処法は?

解決方法

「家賃が払えない…」そんなときはどうするか?まず月々の出費でいくらお金を使っているのか?電気代、通信費、食費など月々の収入と出費を細かく見える化しましょう。

お金にだらしない人の多くは自分の収入や出費を把握できていません。

細かく見える化することで、「あ、これは必要ない出費だな」と自分自身で気づくことができます。

手書きでノートに項目別に記入したり、スマートフォンの家計簿アプリを使ったり、Excelのデータでまとめることをおススメします。まず自分の現在地を知ることが非常に重要なのです。

次の対処法は?

しっかり自分の現在地を把握したのち、必要ない出費を抑えてそれでも家賃の支払いが難しい場合は、大家さん、管理会社や身内にすぐに連絡・相談をしましょう。

この悪いことを誰にも言わず黙って自分で対処しようとするのが一番よくないことです。

心の中では嫌な問題かもしれませんが、その問題を隠し続けて後で、「強制退去」「連帯保証人へ連絡」「身内への信用を無くす」となることが一番問題なのです。

心にうっとくる問題ほど、正面から向き合って、早めに解決する方法を考えましょう。まずは、大家さん管理会社、身内に連絡をしましょう。事前に報告・連絡・相談しておけばトラブルは最小限になりますし、その方が明らかに解決する方向に向かいます。

カードローンなどを活用しては絶対にだめ

クレジットカードはNG

よくお金が無くなってカードローンを借りたり、消費者金融に手を出す方がいますが、私は絶対に進めません。カードローンなどはその場ではお金が借りれて、毎月の家賃を払うことはできるかもしれません。でもその場しのぎです。その付けは必ずやってきます。

例えば、500,000万円を金利15%、返済期間5年間とした場合(元利均等返済)

月々の返済金額は11,895円、返済総額は713,698 円となります。つまり

 

500,000円−713,698円= -213,698円(利息分)

 

この計算式より、213,698円も利息を払うことになるのです。

これで、家賃のために金利の高いカードローンなどに手を出すことはどれだけ、自分の首をさらに絞めつけることになるかわかるでしょう。

まとめ

ここまで、家賃がはらえなくなった時の流れとその対処法についてお話させていただきました。

まずは、家賃がはらえなくなる前の段階であなた自身が気づいて、事前に対処することがもっとも重要です。ですので、家賃が払えないと思ってこの記事を見ているあなたは、まず自分自身のキャッシュフローを見える化してください。

今はスマートフォンの家計簿アプリなど便利な機能もたくさんあります。必ずあなたの家賃の支出に大きなサポートとなるでしょう。

 

中野 拓中野 拓

家賃が払えない。という事象は事前に気づくことができれば、必ず問題が起こる前に解決することができます。まずは自分自身のキャッシュフローの見える化、収入と支出の把握をすることが非常に重要です。