アパートローンの金利相場はどれくらいなのか?

、日本では空前の低金利で、アパートローンを借りるには絶好のタイミングです。

では実際にアパートローンを借りるときに、金利はどれくらいになるのか?一般的な金利の相場はどれくらいなのか?などローンを組む際に気になる方は多いと思います。そして少しでも金利が低いところで借りたいと思うでしょう。

今回は、アパートローンと金利の関係や相場について深堀して、ご説明していきます。

アパートローンと金利の関係

アパートローンと金利の関係

アパートローンは金利と深い関わりがあります。なぜなら、不動産投資をする際に金利の違いによってアパートローンの返済額や返済計画が大きく変わってくるからです。

例えば1,000万円の物件をアパートローン金利3%で借りるのと、金利4%で借りるのでは返済額が大きく変わってきます。この金利の違いによる返済額については、後程詳しくご説明していきます。

アパートローンを組むのであれば、出来るだけ低い金利で借りることが不動産投資の成功か否かを決める大きな要因になります。

金利の仕組み

金利には、固定金利と変動金利があります。それぞれの金利条件で返済総額や返済月額が変わってきます。

では、固定金利と変動金利についてそれぞれご説明していきます。

固定金利

固定金利はローンを借りたときの金利が、全返済期間に渡って変わりません。

メリットとしては、借り入れた後に経済状況により金利が上昇しても将来にわたる返済額が変わらないところです。返済額が変わらないので将来安定した家計管理ができます。

デメリットとしては、借り入れた後に金利が低下しても、借り入れた時の高い金利の返済額のまま変わらないところです。

変動金利

変動金利は経済状況によって、金利が変動する場合があります。半年に1回、年に2回金利の見直しがあります。ただ金利が変わるたびに返済額が変わると家計管理が大変なので、「5年ルール」というものがあります。

5年ルールとは、金利がどれだけ変動しても5年間は返済額が変わりません。また「125%ルール」というものもあります。

125%ルールは金利がどれだけ上昇しても、従来の返済額の125%を超えないルールです。ただ注意していただきたいのが、125%を超えた返済額は将来的に返済を先送りしているだけなのでしっかり認識しておきましょう。

変動金利のメリットは、借り入れ後に金利が低下すれば、返済額も減少することです。

デメリットは、借り入れ後、金利が上昇すれば返済額が増加することです。

固定金利と変動金利のまとめ

上記でご説明しました、固定金利と変動金利について表でまとめました。

固定金利メリット・デメリット

メリット

  • 全返済期間に渡って、金利が変わらないので、計画的な返済計画を組めること

デメリット

  • 金利が低下しても、返済額が変わらないこと

変動金利メリット・デメリット

メリット

  • 金利が低下した時に、返済額が減ること
  • 金利が変わらなければ、固定金利と比べて返済額が少なくなること

デメリット

  • 金利が上昇すれば、返済額が増えること

 

参照記事:アパートローンの固定金利・変動金利について詳しくは、以下の記事も参照ください。

アパートローン固定金利と変動金利のメリット・デメリット

 

金利の違いによる返済額の変動

金利の違いによる返済額の変動

冒頭でもご説明したように、アパートローンでは金利が1%違うだけで、返済額が大きく変わってきます。

では具体例を挙げながら、アパートローンを組んで金利が1%違う場合の計算を行います。

A物件とB物件でアパートローンを組んだ際に、それぞれ金利3%と金利4%での返済額の違いについて表にまとめました。

 

A物件・B物件【条件:不動産価格1,500万円 返済期間30年 元利均等返済】

 

  A物件 B物件
金利 3% 4%
元金 15,000,000円
利息額 7,766,618円 10,780,426円
合計返済額 22,766,618円 25,780,426円

 

A物件とB物件の合計返済額の差額を計算すると

  25,780,426円 − 22,766,618円 = 3,013,808円(A物件とB物件の合計返済額の差額)

 

以上の計算結果より、A物件とB物件の合計返済額の差額は約300万円です。

A物件、B物件のように金利が1%違うだけで、返済額が何百万円と変わってくるのです。今回のケースでは返済額の違いは約300万円でしたが、物件価格が上がるとさらに合計返済額には差が出てきます。

アパートローンを組む際は出来るだけ金利の低い条件で借入しましょう。

金融機関の判定基準

金融機関の判定基準

では上記の金利計算のように、金利はどのような条件で決まるのか?それは金融機関がアパートローンを借りる人の属性と物件の収益性などで、融資をするかしないか?また融資の条件を決めます。

詳しくはこちらもご参考ください。(参考:事前に知っておくべきアパートローンの仕組み

アパートローンの審査基準を以下に挙げました。

  • 借りる人の属性
  • 物件の収益性、事業計画

上記の条件で審査に通るかどうかが決まります。ではそれぞれご説明していきます。

借りる人の属性

借りる人の属性については以下に挙げました。

  • 職業
  • 役職
  • 勤務先
  • 年収
  • 勤続年数
  • 資産状況
  • 借入状況

具体的に融資が受けやすい属性とは、職業が公務員か所属が大手企業か?勤続年数が3年以上か?自己資金が多いか?借金がないか?などです。ただ金融機関によって、審査基準が変わりますので一概には言い切れません。

以下に具体的な審査基準の属性について挙げました。こちらの記事にも詳しく書いているのでご参考ください。参考:融資状況で重視される点(楽待)

融資を受けやすい属性について

職業 公務員、医師(勤務医)、大企業・上場会社の会社員
年収 500万円以上
勤続年数 3年以上
資産状況 金融資産・不動産、等の資産を多く持つ方
借入状況 借入が少ない

融資を受けにくい属性について
逆に、融資を受けにくい属性についてもまとめました。

 

職業 アルバイト、フリーター
年収 500万円未満
勤続年数 3年未満
資産状況 株や不動産、現金等の資産が少ない
借入状況 借入が多い

審査結果によって、金利が高くなるか?金利が低くなるか?などの条件が決まります。

上記でご説明した融資が受けやすいか受けにくかというのは、あくまで目安になりますので、上記の条件を総合的に判断します。そして、金融機関ごとで審査基準は変わります。

物件の収益性、事業計画

アパートローンの融資を受けるための、物件の収益性と事業計画も非常に重要になってきます。

なぜならば、投資対象物件が将来収益を生み出さなければアパートローンの返済も滞ってしまう可能性があるからです。

物件の収益性として重要になってくるのが以下に挙げる項目です。

  • 実質収益の計算
  • 利回り
  • 家賃の設定が妥当かどうか?家賃が周辺の物件と比較して高すぎないか?
  • 物件が駅から遠すぎないか?
  • 継続的に入居者がつくかどうか?

具体駅に上記の項目と事業計画を照らし合わせて、当該物件から将来収益が上がるかどうかを判断します。もし当該物件から将来収益が見込めない、事業計画の内容と実質の収益が乖離しているということであれば、審査に通るのは難しいでしょう。

各金融機関の金利を比較

アパートローンを組む際の代表的な金融機関の金利、返済額、総利息について以下の表にまとめました。

借入金額はそれぞれ、1,000万円を条件にしています。

金利比較表①

 

上記表の通り、アパートローンの金利は各金融機関で異なります。

一つの金融機関に打診して終わりではなく、複数の金融機関で金利を比較して、もっともあなたに合った条件の金融機関でアパートローンを組むべきです。

なぜなら、金利が1%、0.1%違うだけで、返済額が大きく変わってくるからです。

不動産投資の本質である、長期安定収入を得るためには、いかに支出を抑えて、収入を増やすか?ということが最も重要です。

ローンの返済額を抑えるためにも、金利は少しでも低いところで組みましょう。

アパートローン借り換えによる金利変化

アパートローン借り換えによる金利変化

アパートローンは高額なので、金利が少しでも低くなれば返済額も大きく変わってきます。

アパートローンを借り換えることの目的は金利を下げて、返済額を減らすことです。

ただ注意していただきたいのが、金利が少しでも下がるからといって安易にアパートローンの借り換えをしないことです。

なぜならば、この先新しい物件を購入しようとしたときに借り換え先でアパートローンの審査が通らない場合があるからです。借り換え先で融資がおりなければ、収益物件の拡大をすることはできません。

アパートローンの借り換えをする際は、今後の審査のことも事前に金融機関に聞いて、把握をしておきましょう。

まとめ

今回は、アパートローンと金利の関係や相場について深堀して、ご説明していきました。

繰り返しになりますが、少しでも低い金利でアパートローンを組むことが将来の不動産投資の成功を決める大きな要因です。

複数の金融機関で比較をして、あなたにもっとも合う金融機関でアパートローンを組みましょう。

 

中野 拓中野 拓

アパートローンを実際に組んでから、金利や金融機関のことを検討しては話が遅いです。

事前にアパートローンをどのように組むのか?金利をどれくらい抑えるか?どこの金融機関で申し込むか?しっかり考えて、検討してから申し込みましょう。

もしアパートローンと金利の関係について詳しくお聞きした場合は、お気軽にお問い合わせください。アパートローンの申し込みや金融機関選びまで適切にサポート致します。