画像引用元:家計簿アプリマネーフォワード
家計の収支を明確にすれば、現状、何にどれくらいのお金を使って、余剰資金がどれくらい残るのか?といった、家計状況が把握できます。
家計状況が把握できれば、残った余剰資金からいくら貯蓄に回して、いくら資産運用に回せるか?といった、貯蓄や資産運用への資金配分を明確にすることが出来ます。
この収支と家計状況を把握する方法として、「家計簿アプリ・マネーフォワード」というアプリが非常に優れています。
携帯やパソコンと連携していて、1日・週間・月間・年間、収支状況が一目でわかります。
この記事では、資産運用への資金配分を明確にするために、家計簿アプリを使った、家計収支を明確にする方法を説明します。
マネーフォワード6つの特徴
この家計簿アプリ・マネーフォワードには6つの特徴があります。
- 携帯・パソコンで収支が一目瞭然
- 収支期間を設定できる
- 支出の種類を分類できる
- 各月の収入支出状況がグラフでわかる
- 預金口座と連携できる
- レシートを撮影し、一瞬で入力できる
まずは、このアプリの特徴についてそれぞれ説明していきます。
参考元サイト:家計簿アプリ・マネーフォワード
1.携帯・パソコンで収支が一目瞭然
マネーフォワードは日々、収支を付けていくので、毎月の家計収支状況が一目でわかります。
図.月間の収支状況
買い物をしてその場で支出を入力し、自宅に戻りパソコンでも確認できます。
携帯かパソコンのどちらかでしか対応していない家計簿アプリも多い中、マネーフォワードは両方で活用できます。
2.収支期間を設定できる
基本的に、月初めの1日~1カ月間を収支期間として、設定しているアプリが多いですが、マネーフォワードは収支期間を設定できます。
例えば、会社の給料日25日と合わせて、25日~翌月24日に設定するということも可能です。(※上記の画像では、26日~翌月24日に設定してます。)
この設定をうまく使えば、給料が振り込まれる日がスタートで、翌月の24日までに、どのような支出の動きがあり、余剰資金がいくら残るのか?ということが明確にわかります。
3.支出を分類できる
マネーフォワードでは、支出を分類できます。
図.支出の分類
支出の種類は食費・日用品・趣味・娯楽・交際費・交通費など、全部で18種類あり、そこからさらに細分化できます。
例えば、夜ご飯で800円のカレーを食べた場合には、
- 食費
- 夜ご飯
- カレー
- 800円
と入力していきます。
この分類をすることで、月々何にどれだけお金を使ったのか?が把握できます。
4.各月の収入支出状況がグラフでわかる
上記のように支出を分類していくと、収支がわかりやすく色づけしたグラフ化されます。
図.収支のグラフ化
過去数ヶ月前~、現在までどの種類の支出にどれだけお金を使ったのか把握できます。
5.預金口座と連携できる
預金口座を登録して、アプリから現在の預金残高が確認できるので、非常に便利です。
また、その他クレジットカードや携帯電話の情報の登録できます。
クレジットカードを使えば、その引き落としも支出として自動的に出てきます。
図.預金口座との連携
わざわざ、各通帳やクレジットカードの引き落とし状況を確認しなくても、全てマネーフォワードで一括管理できます。
6.レシートを撮影し、一瞬で入力できる
画像引用元:家計簿・資産管理ツールの決定版
レシートの金額が表記されている部分を、撮影すれば、それを自動でアプリの中に反映してくれます。
忙しい方にとっては、手入力の手間が省けるので、かなり便利な機能だと思います。
マネーフォワード特徴まとめ
以上のように、マネーフォワードには6つの特徴があります。
- 毎月の収入支出が一目でわかる
- 収支期間を設定できる
- 支出の種類を分類できる
- 各月の収入支出状況がグラフでわかる
- 預金口座と連携できる
- レシートを撮影し、一瞬で入力できる
参考元サイト:家計簿アプリ・マネーフォワード
家計簿アプリを実際に使って収支を明確にする
では実際に、どのように実践していけば良いか?以下に示しました。
まずは、アプリを使い始める前に以下4つの事前準備をしてください。
- マネーフォワードアプリをインストール(携帯の場合)して、個人情報の設定をする
- 現在、給料が振り込まれている口座、その他使っている口座を登録する
- クレジットカードと携帯電話の情報を登録する
- 現在、株や投資信託など、何か資産運用を実施している場合は、その情報も入力する
この登録をすることで、スタート時の全体の資産状況が見える化できます。
操作に慣れるまでは、少し手間と感じるかもしれませんが、この準備をしっかりすることで家計簿の機能を最大限に活用できます。
(金融機関システムのプロが支えるセキュリティーを導入しているので、安心して使えるようになっています。参照元:マネーフォワードの特徴)
そして実践していく場合は、以下の点を押さえてください。
- 収支期間の設定
- 支出項目の分類
- レシートでの入力省略
押さえておくべきポイント
可能であれば、日々家計簿アプリのチェックをおススメします。
日々確認することで、「今月は少し使いすぎたな」「まだ収支に余裕があるな」というリアルな収支状況がわかります。
月初めに支出が多くなっている場合、月後半で支出を抑えていく、といった家計の調整ができます。
例えば、給料日後から飲み会が続き、少し支出が増えたとわかれば、月の後半で外食を減らして、少し節約志向を意識する、といった感じです。
そうすることで、無理な出費もなく、貯蓄が出来たり、余剰資金を効果的に貯めれたりします。
家計を明確にすることであなたが得られる5つのこと
以上のように、収支と家計状況を明確に出来れば、あなたは以下5つのことを得られます。
- 資産運用と家計のバランスが取れ、安心した生活を送れる
- 家族の家計を支えれる、頼りがいのある存在になれる
- 自分の趣味に資金を充てれる
- 仕事へも良い効果を生む
- 無駄遣いが無くなる
資産運用と家計のバランスが取れ、安心した生活を送れる
家計が明確になることで、資産運用にどれだけ資金配分が出来るかが「正確」にわかります。
例えば、今は生活に余裕があるから、月々3万円くらいなら、資産運用に資金を回しても大丈夫だろう。という曖昧なものではなくて、
「今は月々8万円の余剰資金があるので、4万円は貯金に回して、残り4万円は資産運用に回そう。残り20万円は生活資金があるので、十分生活が出来る」といったように、明確に資金配分が出来ます。
資産運用と家計のバランスが取れれば、家計が安定し、安心した生活が送れるようになります。
家族の家計を支えれる、頼りがいのある存在になれる
家計の収支を把握できるので、家族の家計を支えれる頼りある存在になります。
男性、女性、問わず、家計、お金の管理がしっかりしている人は、信頼を置ける人、と見られます。(その他の人間性に問題がなければ)
あなたの自分自身に対する自己概念もどんどん上がっていきます。
自分の趣味に資金を充てれる
収支が明確なので、いくらまで自分の趣味に資金配分できるかがわかります。
例えば、ゴルフを始めようかな?と思えば、ゴルフウェアやゴルフクラブセットの購入、実際にコースを回るための費用、とさまざまなお金がかかります。
そういったお金も家計をしっかり管理出来ていたら、いくらまで充てれるかが明確にわかります。
仕事へも良い効果を生む
仕事で、お金の管理や目標数値の設定、目標を達成するまでの計画、数値を扱うことはさまざまあると思います。
家計をしっかり把握できていれば、慣れていない方でも、ある程度数字を扱うことに慣れてきます。
例えば、営業で今期、年間1,000万円の利益を達成する!と目標設定した時に
- 目標達成するために、毎月いくら利益を上げなければいけないのか?
- 今月いくらやらないといけないのか?
- 今月の目標を達成するために、今どれだけのアポイントが必要なのか?
など仕事の数値を逆算したり、計算したりするときに、家計収支で培った考え方が役に立つときがあります。
無駄遣いが無くなる
今まで何となく、使っていた出費でも、家計を把握しておけば自制心が働いて、無駄遣いがなくなります。
例えば、
- 先月家族旅行に行って出費が多かった場合に、今月は出来るだけ飲み事は減らして、自宅で家族と食事を取るようにしよう。
- 新しい服が欲しいな、でも先月は出費が多かったから、今月は控えておこう
といった、自制心が働き、無駄遣いがなくなります。
無駄遣いがなくなれば、更に貯金に回したり、資産運用に回したり、あなたの資産形成に良い効果しか生みません。
まとめ
以上のように、マネーフォワードを活用することで、家計の収支が明確にわかり、その上で何にどれだけお金を使っていて、余剰資金がどれくらいあるのか?ということをあなた自身で把握できます。
そして、上記で説明した、5つの価値をあなたは得られます。
現在、資産運用をしている方、これから始めようという方にとって、この家計簿アプリは非常に便利なツールであることは間違いないと思います。
このアプリをフルに活用して、収支を明確にして、より効果的な資産運用を実施しましょう。
以下に、資産運用に関する記事をアップします。上記のことを実践し、内容を踏まえた上でご確認ください。
参照記事: