なぜ不動産投資が生命保険の代わりになるの?

動産投資が生命保険の代わりになる、と初めて聞いた方にとっては、少し疑問に思うかもしれません。

生命保険は契約者の身に万が一(死亡・高度障害)が起こった際に、遺族に保険金が届きます。不動産投資は、不動産を人に貸して、家賃収入を得ていくことで、資産形成をしていきます。

なぜ不動産投資が生命保険の代わりになるのでしょうか?生命保険との違いは何なのでしょうか?

この記事を通じて説明していきます。

不動産投資が生命保険の代わりとなる

不動産投資が生命保険の代わりとなる

ある30歳のご夫婦が中古ワンルームマンションを購入し、不動産投資を始めました。

夫は会社員、妻は専業主婦、子供は1歳の三人家族です。将来、年金も少なくなるということで、年金対策として不動産投資を始めました。

物件は都心部にある、価格2,000万円の中古ワンルームマンションです。

借入期間35年のフルローンを組んで物件を購入しました。

家賃収入が86,000円/月、ローン返済額は66,000円/月、その他管理費・修繕積立金、集金代行手数料などを差し引いても、毎月数千円の手取りがあります。

 

しかし、不運なことに契約者のご主人は5年後に不慮の事故で亡くなってしまいました。

ローンの残債は約1,800万円残っています。

 

残された奥様は、これからのローン返済のこと、子供の教育費のこと、毎月の生活費のこと、お金のことでさまざまな悩みを抱えていました。

保険会社がローンの残債を肩代わり

そんな中、保険会社がローンの残債約1,800万円を全て完済してくれました。

これは、契約者のご主人がローン借入時に団体信用生命保険に加入していたので、保険会社が残りのローンを肩代わりしてくれたのです。

ローン返済が無くなり、無借金の中古ワンルームマンションが残りました。

無借金のマンションが残り、家族に安定して家賃収入が入ってきました。

家族にとって、夫が遺したマンションから得られる家賃収入が生命保険の代わりとなったのです。

不動産投資が生命保険の代わりになる仕組み

以上のように、ローン借入をしていた契約者が死亡・高度障害になった際に、ローンの残債を保険会社が完済してくれることで、無借金の不動産が残り、家賃収入が生命保険の代わりとなります。

ローン残債が完済される仕組みを以下に示しました。

団体信用生命保険・仕組み

図1.ローン残債が完済される仕組み

不動産投資を始める際に、ほとんどの方が投資用ローンの借入をします。

投資用ローンの借入をする際に、団体信用生命保険への加入が条件になります。

団体信用生命保険は、ローン契約者が死亡・高度障害になった際にローンの残債を保険会社が完済してくれる保険です。

 

この団体信用生命保険にご主人が加入していたので、ローンの残債がなくなり、無借金の中古ワンルームマンションを家族に残すことが出来たのです。

この仕組みから、不動産投資が生命保険の代わりになります。

無借金不動産の使い道

無借金不動産の使い道

無借金の不動産から得られる価値はさまざまあります。

  • 家賃収入を得ながら、毎月の生活費、子供の教育費、将来への年金対策、資産運用として活用できる
  • マンションの寿命が持つ限り、入居者から家賃収入が入ってくる
  • 急遽まとまった資金が必要になった際は、不動産を売却し一時金を得られる
  • 売却して得られた一時金で、子供の大学資金として活用したり、生活費として活用できる
  • 将来自分が住むため、子供が住むため、居住用としても活用できる

不動産投資と生命保険の比較

生命保険には、死亡保障と貯蓄機能を兼ね備えた終身保険と養老保険があります。

不動産投資と資産形成という面において同じ機能を持っている、終身保険と養老保険で比較を行いました。

団信表

図.不動産投資・団体信用生命保険の比較表

※保険金の受け取り方は、一括受け取り、確定年金受取、終身年金受取があります。

※団体信用生命保険は、金利1.992%、ローン借入期間35年、借入額1,000万円で計算しています。

※終身保険、養老保険の内容は各保険会社の商品によって異なります。

保険について詳しくは以下の記事を参照ください。

参照記事:

資産運用として保険は役に立つのか?徹底的に調べました

 

上記表から、不動産投資・団体信用生命保険と終身保険・養老保険の保険料を比較すると、差額が毎月の保険料で約-2.4万円~-1.5万円総支払額で、約-1,039万円~-667万円あります。

終身保険・養老保険と比べて、団体信用生命保険の保険料は安いことがわかります。

 

終身保険・養老保険は、万が一があった際に保険金が残り、何もなくても解約返戻金が受け取れる点がメリットになります。

デメリットは、団体信用生命保険と比べて保険料が高くなる点がデメリットになります。

終身保険メリット・デメリット

メリット

  • 一生涯の死亡保障が続く
  • 死亡保障と貯蓄機能を兼ね備えている
  • 不動産と比較して、換金までの時間が早く流動性が高い

デメリット

  • 養老保険と比較して利率が低い

養老保険メリット・デメリット

メリット

  • 保険商品の中でも利率が最も高い
  • 死亡保障と貯蓄機能を兼ね備えている
  • 不動産と比較して、換金までの時間が早く流動性が高い

デメリット

  • 月々の保険料が高くなる
  • 満期を迎えたら、保険が強制的に終了する

不動産投資メリット・デメリット

一方、不動産投資は終身保険・養老保険と比較して保険料が安い点、更に万が一が起きた際には無借金の不動産が残ること、そして何もなくローンを完済しても、無借金の不動産が残る点がメリットになります。

メリット

  • 万が一があっても、何もなくても最終的には無借金の不動産が残る
  • 建物の寿命が持ち入居者が付く限り、家賃収入が入ってくる

(※保険のような期間の定めがない)

  • 家賃収入でローン返済するので、保険料が安くすむ
  • 終身保険、養老保険と比較して10~16倍保険料が安くなる

(※保険商品や保険加入年齢によって異なる)

  • 不動産を売却して、一時金を得れる
  • 居住用としても活用できる

デメリット

  • 入居者が付かなければ、家賃収入は入ってこない
  • 保険と比較して、換金に最低でも1週間程はかかるので、流動性が低い

 

まとめると保険料が安く、万が一があっても、なくても無借金の不動産が残る不動産投資が優位性があるでしょう。

しかし、不動産投資だけで死亡保障を補うとなると、空室になった際に収入が入ってこないので、リスクがあります。

不動産投資で足りない死亡保障を生命保険で補う形が最も良いでしょう。

お客様の実例

お客様の実例

弊社のお客様で、「自分の身に万が一があった時、将来病気などで働けなくなった時に、妻に収入源を残す」という目的で、マンション経営を始められたお客様がいらっしゃいます。

現在、東京に2室、福岡に3室、合計5室所有し、中古ワンルームマンション経営を実施しています。

目標は、家賃収入50万円以上ということを掲げていらっしゃいます。

マンション経営の家賃収入から、奥様に収入源を残したい。明確な目的だと思います。

不動産投資が生命保険の代わりになる。その裏には、契約者の家族への想いがあります。

誰の為に何のためになぜ、マンション経営をするのでしょうか?

 

マンション経営を始め、あなたの身に何かあった時に、大切な人に経済的なサポートをしてくれます。

まとめ

今回の内容をまとめると以下の様になります。

 

  • 不動産投資は生命保険の代わりになる
  • ローン借入の際に団体信用生命保険に加入することが条件となる
  • ローン契約者が死亡・高度障害となった場合に、無借金の不動産が残る
  • 生命保険(定期保険)は、月々少額の保険料からスタートできる
  • 掛け捨ての生命保険は、保険料の支払いが終えたら何も残らない
  • 不動産投資は、ローンを完済した後も、無借金の不動産が残る
  • 不動産の寿命が尽きるまで、家賃収入を受け取れる
  • 不動産を売却して、一時金を得られる
  • 将来的に居住用とすることも出来る

 

中野 拓中野 拓

生命保険の代わりとして、不動産投資にメリットを感じた方はぜひ一度お問い合わせください。

あなたが加入している保険内容によっては、見直しをして、家計の収支改善につながるかもしれません。